「うちは全業務をAIで自動化しました」——そう言える会社ほど、実は危ない状態にいます。
1つのAIサービスに業務フローを全部乗せると、料金が変わっただけ、仕様が変わっただけ、サービスが終了しただけで、業務が止まります。しかもその頃には、別のサービスへ切り替えるコストが膨れ上がっていて「高いと分かっていても使い続けるしかない」——つまり、もう戻れない。
この動画では、AIを使うなという話はしません。「何にAIを使い、何に使わないか」を分ける方法を、実務の視点で解説します。
・単純な繰り返し作業 → 昔からある普通のコード(Python等)で自動化する
・設計を考える部分 → AIに相談する
・判断・文脈が必要な仕事 → AIに任せる。ただし丸投げはしない
実際、リアルビジネスの商品管理・バーコード発行のシステムは、大量の実物がある現場でも、結果としてほぼ全部を普通のコードで済ませました。特殊なAIサービスは使っていません。
流行りに流されず、昔からある「つまらない」と思われがちな王道の手法に落とし込む。その方がお金もかからないし、ビジネス上のコントロールも自分たちに残ります。
▼ 目次
00:00 「AIで全自動化」に飛びついた会社が今、詰んでいる
01:30 「流行りに乗る」が判断停止を生む
02:52 今まさに各社で起きている「コスト爆発」の実態
04:32 流行りより「枯れた技術」の方が強い理由
06:21 「AIに任せていい仕事」と「任せてはいけない仕事」の境界線
08:13 「競合他社が全自動化してる」は本当か?
09:37 今すぐできる「可逆性を残す自動化設計」3つのルール
11:18 「つまらない王道」こそが最強の武器になる
12:59 「流行りに乗る」より「戻れる設計」を選べ
▼ この動画で持ち帰ってほしいこと
今使っているAIサービスを1つ挙げて、「これが来月から使えなくなったら、うちの業務はどうなるか」を5分だけ考えてみてください。
答えが「業務が止まる」なら、設計を見直す必要があります。「別の方法でできる」なら、その設計は健全です。
▼ 話し手
後藤穂高(合同会社Intelligent Beast 代表/Good Light Inc. 代表取締役)
法務博士(慶應義塾大学法科大学院)。20社超の上場準備を支援し6社上場。法務・金融コンプライアンス・情シス(BizOps化)の立ち上げと効率化、業務自動化が専門。
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